ニュース 電子 作成日:2015年1月30日_記事番号:T00055221
液晶偏光板用TAC(セルローストリアセテート)フィルムの達輝光電(TACブライト・オプトロニクス)は29日、新竹科学工業園区(竹科)竹南基地で建設中の第2期新工場の上棟式を行った。新工場は今年6月に完成、7月に試験生産を開始し、第4四半期に量産予定だ。30日付経済日報などが報じた。
呉東昇同社董事長(左)は、第2工場稼働で世界で最も競争力のあるTACフィルムメーカーへまい進すると抱負を述べた(苗栗県政府リリースより)
新工場への投資額は30億台湾元(約112億円)。稼働後、同社のTACフィルムの年産能力は現在の3,000万平方メートル(世界需要全体の3~4%)から9,000万~9,500万平方メートルに拡大し、対応できる液晶テレビ用のパネルサイズも、主流の55~65インチから超大型の85~110インチまで広がる。同社はまた、新生産ラインの稼働に伴い、100人以上の従業員を募集する予定だ。
今年の液晶テレビ市場について施火灶同社総経理は、3月から非需要期に入るとみられるが、通年では高解像度の4K2Kテレビを中心とした大型サイズが市場をけん引し、同社の業績も昨年を上回るとの見通しを示した。
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