ニュース 電子 作成日:2015年1月30日_記事番号:T00055224
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は29日、第4世代移動通信規格(4G)スマートフォン向けに「WorldMode(ワールドモード)」モデム能力を備えた64ビット対応オクタコア(8コア)SoC(システム・オン・チップ)「MT6753」を発表した。第2四半期に量産を開始する予定だ。同社ワイヤレス製品事業群を率いる朱尚祖シニア副総経理は、今年発売を予定する4Gスマホ向けSoCは全てワールドモードおよび64ビット対応とし、同クラス市場をほぼ独占するクアルコムに挑むと語った。30日付工商時報が報じた。
「MT6753」は威睿電通(VIAテレコム)のCDMA2000技術を統合したワールドモード対応SoCとしてはクアッドコアの「MT6735」に続く第2の製品となる。
なお業界ではメディアテックは今後、10コア、さらに12コアのスマホ向けSoCを発売すると伝えられているが、これについて朱シニア副総経理は「8コアで十分ハイエンド市場に対応できる」と語り、観測を否定した。
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