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高齢者の犯罪増加、93歳が服役中【図】


ニュース 社会 作成日:2015年2月2日_記事番号:T00055229

高齢者の犯罪増加、93歳が服役中【図】

 法務部矯正署の統計によると、高齢者の犯罪は2005年の3,838件から13年の1万128件まで増え続けている。最も高齢の受刑者は99歳(療養中)で、実際に刑務所内で服役中の最高齢は93歳(彰化監獄)だ。2日付聯合報が報じた。

 

 この93歳の受刑者は、88歳だった10年に老人福祉施設で同居者とトラブルになり、鉄パイプで殺害後に自首し、懲役9年の判決が下された。刑期は残り4年。

 矯正署は、高齢の受刑者が増えていることから、台中監獄に簡単な手工芸品を作る高齢者用の作業所を設けたほか、各監獄の廊下、浴室、トイレに手すりを設置し、浴室とトイレは車いすのまま利用できるよう幅を広げたと説明した。高齢の受刑者に限り年間を通じて湯で体を洗うことができ、咀嚼(そしゃく)が困難な場合は粥など軟らかい食べ物を提供している。