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バイオセンサー14年生産額、207億元に増加


ニュース 医薬 作成日:2015年2月2日_記事番号:T00055242

バイオセンサー14年生産額、207億元に増加

 光電科技工業協進会(PIDA)は、人体の生理データを測定するバイオセンサー分野の2014年生産額が前年比1.1%増の207億台湾元(約770億円)に達したとする統計を明らかにした。31日付工商時報が伝えた。

 バイオセンサーはさまざまなウエアラブル(装着型)医療機器に応用でき、侵襲式と非侵襲式に分類される。侵襲式には血糖測定器、肝炎検査器、遺伝子・血液検査器など、非侵襲式には血圧、脈拍、血中酸素の測定機器、心電図、体温計などが含まれる。

 特に非侵襲式のバイオセンサー市場は昨年119億元で、前年(110億元)から伸びた。主に腕輪式、腕時計式などウエアラブル端末への応用が進んだことが理由だ。侵襲式は市場規模が前年の95億元から89億元へと6.5%縮小した。

 予防医学的な観点から、ウエアラブル機器主導でバイオセンサー市場は今後も安定した成長が期待されている。