ニュース その他製造 作成日:2015年2月2日_記事番号:T00055243
台湾経済研究院(台経院)が30日発表した昨年12月の製造業景気指数は、前月比0.29ポイント上昇の11.36ポイントとやや改善したものの、製造業景気信号は10カ月連続の「黄青」(後退傾向)だった。31日付自由時報が報じた。
台経院は、電子電機産業はアップルのスマートフォンiPhone6の人気に支えられ、関連製品の出荷が引き続き好調だったと説明。一方、石化・ゴム・プラスチック産業が、国際原油価格下落による石化製品のオファー価格下落や需要低迷で全体の足を引っ張ったと分析した。
今年通年の製造業景気の見通しについては、自動車産業など一部産業で「緑」(安定)への好転も見込まれるが、製造業全体としては「黄青」と予測した。原油や原材料価格下落による製品価格値下がりで、輸出価格に打撃を与える他、市場に模様眺めムードが依然漂うとの見方だ。
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