ニュース 電子 作成日:2015年2月2日_記事番号:T00055249
2日付工商時報によると、新興通信キャリア、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)の株式売却を計画しているとされる頂新国際集団が、売却先として日本の大手通信キャリア、KDDIに接触したとの観測が出ている。ただ、台湾スターの厳偉誠副董事長は1日夜、「現時点でKDDIとの接触はない」とコメントした。
頂新集団の台湾スター株売却については先ごろ、同グループが全株式52%を売却する方針を固め、売却先としては同業の遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)、中華電信および海外の大手通信キャリアが意欲を示していると報じられた。また台湾スターの厳副董事長はこれまでに「アジアのある通信キャリアと出資に関する接触を持った」と語っていた。
なお正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)グループなど既存株主も共同で100億台湾元(約370億円)を出資し、頂新集団から株式を取得することを検討していると伝えられたが、フォックスリンクの郭台強董事長は「台湾スターの増資を引き受ける考えはあるが、持ち株比率を拡大する考えはない」と否定している。
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