ニュース 電子 作成日:2015年2月2日_記事番号:T00055251
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)と半導体製造装置などの製造販売、東京精密(本社・東京都八王子市、太田邦正社長)は30日、生産設備と生産ラインの自動化の開発で提携意向書を交わした。チップモスは自動化設備の開発、テストデータを東京精密に提供する他、東京精密が設計、製造した生産設備を量産に用い、使用感などをフィードバックする。31日付経済日報が報じた。
両社は15年以上にわたり提携関係にあり、さらなる関係強化のため意向書締結に至った。生産コスト低減や、生産効率向上、市場競争力強化を目指す。
チップモスの鄭世杰董事長は、自動化においては、生産ラインで1人4台の機械を担当しているものを今後は1人6~8台に増やし、生産効率を高めたいと説明した。封止業務では、新しいダイシングマシン導入で、生産効率が15%上昇すると見込む。
鄭董事長は、同社は昨年14%増収で、業界平均の8%を上回る伸びだったと指摘。今年も業界平均予測4~8%を上回る成長を見込む。同社の今年の設備投資額は37億台湾元(約140億円)と昨年の34億元以上で、主にテスティングの自動化に充てる予定だ。
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