高雄市の水上バス「藍色公路」はこのほど、興達港（同市茄萣区）〜安平港（台南市南区）に就航した。３日付工商時報が報じた。
高雄市の藍色公路の興達港〜安平港就航に、100人以上が詰め掛けた（高雄市海洋局リリースより）
毎週日曜の運航予定で、興達港発は午後１時と４時半、安平港発は午後２時と５時20分。乗車時間は40分間、セット料金は往復550台湾元（約2,000円）から。春節（旧正月、2015年は２月19日）期間の運航スケジュールは要確認だ。
就航を記念して、乗車券を提示すれば、興達港と安平商圏の商店37店で割引や粗品進呈などの優待が受けられる。高雄市政府海洋局の頼瑞隆局長は、藍色公路の新航路開設は、漁港と周辺の商圏の活性化が目的と説明した。また、藍色公路は現在、休日のチャーター便や個人客が中心だが、平日に団体客を呼び込み、毎日運航できるようになれば、パッケージツアーを提供したいと述べた。
高雄市の藍色公路は昨年10月から高雄港の駁二芸術特区（高雄市塩テイ区、テイは土へんに呈）〜蚵子寮漁港（同市梓官区）を運航している。今年７月末までには▽興達港〜弥陀漁港（同市弥陀区）▽鳳鼻頭（同市林園区）〜小琉球（屏東県）──を増設する計画だ。
