ニュース 建設 作成日:2015年2月3日_記事番号:T00055269
コンクリートに海砂などを混ぜ構造上問題がある住宅(通称・海砂屋)が社会問題化したことを受け、潤泰集団(ルンテックスグループ)傘下の不動産開発会社、潤泰創新国際(ルンテックス・デベロップメント)は2日、同社が台北市内に25年前に建設したマンション「潤泰双子星」(12階建て)を自主的に建て替える計画を明らかにした。3日付工商時報が伝えた。
潤泰双子星は台北市の辛亥路と汀州路の交差点に位置する物件で全106戸。建て替え費用は潤泰が負担し、3月初めにも建設認可を申請する。6月にも認可が下りる見通しだ。建て替え後は15階建てマンションとなる。
潤泰が2012年に行った潤泰双子星の定期検査で、鉄筋が露出したり、コンクリートが剝落したりするなどしている個所が見つかり、構造上問題がある可能性が判明した。李志宏総経理は「良心に従い、無期限のアフターサービスを提供する責任がある」と建て替え理由を説明した。
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