ニュース その他製造 作成日:2015年2月3日_記事番号:T00055272
中華経済研究院(中経院、CIER)が2日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.5で前月比3.4ポイント上昇した。PMIを構成する5項目のうち、雇用は49.9と2.3ポイント下落し、2年ぶりに景気拡大と景気後退の境目となる50を割り込んだ。3日付聯合報が報じた。
その他4項目は、▽生産、58.5(前月比8.2ポイント上昇)▽新規受注、56.5(6.3ポイント上昇)▽サプライヤー納期、50.8(2.5ポイント上昇)▽在庫、51.8(2.2ポイント上昇)──と軒並み50以上で、いずれも上昇した。
雇用が「景気後退」に転じたことについて中経院の呉中書院長は、製造業はここ2年間、人材需要が毎月増えており、踊り場を迎えたと指摘した。陳馨蕙・中経院経済展望センター助研究員は、春節(旧正月、2015年は2月19日)連休に鉄鋼業などは生産ラインを停止するため、企業の回答は「雇用は横ばい」が多かったと分析した。今後雇用が減少するかは観察が必要と述べた。
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