ニュース 電子 作成日:2015年2月3日_記事番号:T00055277
モバイル決済の世界的な普及により、スマートフォンの他、銀行、商店、交通機関で近距離無線通信(NFC)チップの需要が大幅に拡大すると見込まれ、同チップ最大手のオランダの半導体メーカー、NXPセミコンダクターズは今年、出荷量が2倍以上増加する見通しとなっている。こうした中、同社からテスティング(検査)の7割以上の受注を獲得している京元電子(KYEC)が恩恵を受けそうだ。3日付工商時報が報じた。
同紙によると、NXPは現在、スマホ向けNFCチップ市場で80%、その他、タブレット端末、交通機関の運賃支払い用カード、商店の支払い用カード向け市場でも70%のシェアを誇る。
KYECはNXPからの受注増に応じて生産能力の拡充を急いでおり、昨年第1期工事が完了した新竹科学工業園区(竹科)銅鑼園区(苗栗県銅鑼郷)工場の第2期生産ラインが今年下半期に稼働する見通しで、今年の同社の連結売上高は180億台湾元(約670億円)を超え、過去最高を更新すると証券会社は予測している。
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