ニュース 電子 作成日:2015年2月3日_記事番号:T00055278
華碩電脳(ASUS)が昨年7月に発売したスマートフォン「PadFoneS」について、当初スマートフォンを端末にかざすことで代金決済が可能となるモバイル決済、いわゆる「おサイフケータイ」機能を備えていることをうたっていたにもかかわらず、台湾で同サービスが本格的にスタートした同年末にユーザーが機能を利用しようとしたところ、同機種が対応していないことが発覚。行政院消費者保護処(消保処)に12月だけで苦情が76件寄せられる事態となった。これを受けASUSは先月7日、情報の誤りを認め、謝罪する緊急告知を行った。消保処は、同機種の購入者は購入店に対し、無条件で一部または全額の返金を要求できるとしている。3日付蘋果日報が報じた。
ASUSに対しユーザーからは、補償について積極的に告知すべきだと不満の声が上がっている(ASUSリリースより)
なお近年、消保処に寄せられる苦情件数の多いスマホとしては、ソニーモバイルコミュニケーションズ(SOMC)の「エクスペリアZ3」(防水性能についての問題)、およびサムスン電子の「ギャラクシーS5」(デジタルカメラの故障)が挙げられ、両機種とも100件以上の苦情を受けているという。
この他、宏達国際電子(HTC)の「新HTC One」についてもカメラ起動時、画面に紫色の光が出現するとして70件以上の苦情が寄せられているという。3社とも無料での交換に応じている。
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