ニュース 社会 作成日:2015年2月4日_記事番号:T00055285
柯文哲台北市長が同市のBOT(建設・運営・譲渡)方式によるインフラ事業の妥当性に次々にメスを入れる中、先月23日には市政府に「気をつけないと殺すぞ」という脅迫電話があり、情報当局が調べた結果、脅迫には暴力団組織の「天道盟」が関与していることが分かった。4日付中国時報が伝えた。
柯市長は4日、今後の調査は警察に任せると語った(4日=中央社)
警察が既に容疑者を特定したかどうか、脅迫の動機が建設工事の利権と絡んでいるかどうかなどについては、現時点で明らかにされていない。ただ、過去のインフラ事業に大なたを振るう柯市長が利権勢力の恨みを買った可能性は否定できない。
市長弁公室の蔡璧如主任は「確かに市民から感情的な内容の電話があった。市長の護衛には屋外での安全に注意を払うよう求めた」と語った。
台北市政府警察局は、柯市長本人や蔡主任はいずれも「脅迫というレベルには至っていない」として告訴していないが、警察は既に柯市長の自宅付近の警備体制を強化したと説明した。
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