ニュース 公益 作成日:2015年2月4日_記事番号:T00055286
行政院原子能委員会(原能会)は4日、建設続行の是非をめぐり論議を呼んでいる台湾電力(TPC)第4原子力発電所(新北市貢寮区)について、今年7月から3年間、建設・稼動を凍結する見通しとなったと明らかにした。TPCによると、既に完工している1号機および施工を停止した2号機のメンテナンスには3年で約34億台湾元(約127億円)の費用が必要となる。4日付自由時報が報じた。
第4原発について行政院は昨年4月、「1号機は安全検査を行った後に凍結し、2号機は全ての施工作業を中止する」と発表。TPCは当初、今年1月に凍結に向けた準備を開始するとしていたが、メンテナンス計画の不備から原能会での審査通過が1月29日にずれ込んだ。
ただTPCは、準備開始は遅れたものの、当初の予定通り3年間凍結すると強調。凍結に向けた準備完了が7月となることについては、「メンテナンス用の設備を調達する必要があるため」と説明した。
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