ニュース 金融 作成日:2015年2月4日_記事番号:T00055288
中央銀行の統計によると、昨年末時点の1口100万元台湾元(約370万円)以上の定期預金は146万1,400件で、過去最高となった。人口2,300万人で計算すると、16人に1人が保有する計算だ。4日付自由時報が報じた。
銀行関係者は、大口定期預金(一般に300万元以上)の利率は預入期間1年で0.5%前後と、通常の1.38%より低いため、富裕層が小口に分けて定期預金を組んでいるため、預入件数が増えたと指摘した。
統計によると、昨年末の定期預金残高は8兆2,300億元だった。1件当たりの預入金額別では、▽10万元以下▽10万~50万元▽50万~100万元▽100万元以上──のうち、100万元以上が4兆元近く、最も多かった。預入件数は10万~50万元が617万件で最多だった。
関係者は、一部の若者は月給2万2,000元で預貯金もままならず、貧富の差は広がる一方だと指摘した。
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