ニュース 金融 作成日:2015年2月4日_記事番号:T00055290
金融監督管理委員会(金管会)が3日発表した統計によると、台湾資本の銀行39行の2014年税引き前利益は前年比24%増の3,200億7,600万台湾元(約1兆2,000億円)で、5年連続で過去最高を更新した。外資系銀行の税引き前利益は208億元だった。4日付経済日報などが報じた。
税引き前利益が多かったのは上位から▽中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)、388億7,400万元▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)、301億5,600万元▽台北富邦銀行、210億1,900万元▽国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、204億4,500万元▽第一商業銀行(ファースト・バンク)、158億6,200万元──。
台湾資本の銀行は、▽自己資本利益率(ROE)、11.88%(前年比1.62ポイント上昇)▽総資産利益率(ROA)、0.8%(0.12ポイント上昇)──も過去最高だった。ROEが最高だったのは京城商業銀行(キングズ・タウン・バンク)で22.04%だった。
金管会は海外のメガバンクはROEが15%、ROAは1%以上となっており、台湾も世界の水準に近づきつつあると指摘した。
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