国泰世華商業銀行（キャセイ・ユナイテッド・バンク）は、無料対話アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」を使ったモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」に第２四半期にも参入する計画だ。４日付経済日報が伝えた。
LINE Payは、スマートフォンなどにダウンロードしたＬＩＮＥから同機能を選択し、決済アカウントを開設した上で、ＡＴＭ（現金自動預払機）かインターネットバンキングで同アカウントに入金ができるもの。
例えば、３人でレストランで食事をして、割り勘にした場合、残る２人も「LINE Pay」のアカウントを持っていれば、そこから割り勘分を引き落とすといった利用の仕方が可能だ。
国泰世華銀とＬＩＮＥは独占提携ではないため、他行も今後参入する可能性がある。ＬＩＮＥは台湾でユーザー登録件数が1,700万件に上る。
