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奇美が中国のモジュール拠点拡充、1.3億ドルを投資


ニュース 電子 作成日:2008年2月15日_記事番号:T00005530

奇美が中国のモジュール拠点拡充、1.3億ドルを投資


 奇美電子(CMO)は14日、中国広東省南海と浙江省寧波の後工程モジュール工場の生産拡充に1億3,100万米ドルを投資することを決定した。15日付工商時報が報じた。
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 南海工場は月産能力を現在の約30万枚から100万枚に、寧波工場は月産能力をの現在の300万~350万枚から500万枚まで拡充し、計57%の生産能力増を計画している。今回の追加投資により、中国への累計投資額は計5億4,000万米ドルとなる。

 同社は今年、第6世代ラインと第7.5世代ラインの第2段階が量産に入り、前工程の生産能力が計45%増加する。7.5世代ラインの生産能力はガラス基板投入ベースで計10万枚となる。

 中国後工程モジュール工場の拡充は、こうした前工程の拡充に合わせたもの。同社は現在、中国工場の出荷の50~55%程度を占める液晶モジュールの比重を高めることも計画している。今年の資本支出額は1,000億台湾元(約3,400円)に達する見通しだ。