ニュース 石油・化学 作成日:2015年2月4日_記事番号:T00055300
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)は、今後2年間で274億6,000万台湾元(約1,000億円)を投じ、台湾と海外の生産ラインを拡張する計画だ。海外への投資額は207億2,000万元と全体の約75%を占め、中国、ベトナム、米国の工場が対象。生産ライン拡張に伴い、同社の生産額は毎年150億元以上増える見通しだ。4日付工商時報が報じた。
南亜プラは昨年、台湾、中国、ベトナム、米国での生産拡大に3年間で約330億元投じる計画を始動。残る2年で台湾では、光電用ポリエステルフィルム生産の林口工場(新北市)の拡張に67億4,000万元を投じる。
中国では江蘇省・昆山工場の電子材料、寧波プラント(浙江省)のビスフェノールA(BPA)や、広州、恵州、アモイ工場のポリ塩化ビニル(PVC)フィルムなど、ベトナムではPVC、2軸延伸ポリプロピレン(BOPP)フィルムやポリウレタン(PU)レザーなど、米国ではアモルファス・ポリエチレンテレフタレート(A−PET)フィルムの生産ライン拡充を図る。
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