ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年2月4日_記事番号:T00055301
鋼板大手の盛餘(SYSCO、センユースチール)の程賛育総経理は、今年は品質を重視する米国などの顧客開拓を強化して利益率向上を図り、価格競争を回避すると述べた。4日付経済日報が報じた。
程総経理は、昨年からの鉄鉱石価格の大幅下落で、顧客からの値下げ要求が強い上、世界的な供給過剰で相場は下落していると述べた。第2四半期も中国鋼鉄(CSC)の値下げが予想され、上半期は鉄鋼市場の好転は困難との見方を示した。
CSCは1~2月域内向けオファー価格を平均1.71%、3月は2.27%引き下げており、第1四半期の下げ幅は4%近い。
一方、同社と親会社、淀川製鋼所の合弁、淀川盛餘(合肥)高科技鋼板(YSS)の新工場はめっき鋼板などの年産能力が30万トン。中国・安徽省合肥市は海爾集団(ハイアール)など家電ブランド大手が集中しており、年間生産台数は4,000万台に上るため、今年下半期の見通しは明るい。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722