ニュース 電子 作成日:2015年2月4日_記事番号:T00055307
電子機器受託生産大手、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は3日、インド・チェンナイのスマートフォン工場計画について、第2~3四半期に稼働する予定と述べた。先月末に同社董事会で決議し、現地当局に申請中だと明かした。投資額は1,000万米ドル以下。4日付工商時報などが報じた。
李董事長は尾牙(忘年会)で、春節ボーナス(年終奨金)は2カ月以上と述べた(3日=中央社)
インド工場の責任者に就任予定の黄国鈞総経理は、スマホに限定せず、ノートパソコン、タブレット端末、サーバーなども顧客の需要に応じて生産すると説明した。同社のインド工場は、大口顧客の小米科技(小米、シャオミ)のインド展開に合わせたものと市場ではうわさされている。
インド工場の生産能力は、今後2年の需要を十分賄える規模を計画。大部分の部品は空輸するが、インド部品メーカーの認証も進める。黄総経理は、現地調達比率は顧客の需要やインド政府の要求によると説明した。
傘下の英華達(インベンテック・アプライアンシズ)は小米向けが生産能力の過半を占め、インド工場稼働でスマホ月産能力が1,000万台に拡大する見込みだ。
李董事長は、グループ全体の今年の電子機器出荷目標は前年比4割増の1億台と宣言した。
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