ニュース 社会 作成日:2015年2月5日_記事番号:T00055310
先月から自宅療養が認められた陳水扁前総統について、法務部矯正署は4日、医療チームの所見に基づき、自宅療養期間を5月4日まで3カ月延長することを決めた。5日付蘋果日報が伝えた。
陳前総統(中)は先月中旬、台南市内の病院で診察を受けた(中央社)
陳前総統は当初、ひとまず1カ月の自宅療養が認められていた。その後、医療チームは「陳前総統の病状に明らかな回復は見られず、常に死に至る危険がある」と診断し、同署は期限延長の是非について検討していた。陳前総統は2008年11月の起訴以来初めて、春節(旧正月)を家族と過ごすことになる。
主治医の陳順勝医師は、自宅療養の延長を聞いた陳前総統について、「今年は家で皆で食事ができる」と喜んでいたと伝えた。陳医師は陳前総統の握力に回復が見られたとして、今後は認知能力の回復を図るため、美術館や博物館の見学を計画していることを明らかにした。
台北監獄(刑務所)は毎月係官を派遣し、陳前総統の病状を確認することにしている。法務部の陳明堂報道官は「病状に改善が見られなければ、延長回数に制限はない」とした。
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