ニュース 社会 作成日:2015年2月5日_記事番号:T00055311
大手求人求職サイト「104人力銀行」が行った調査によると、台湾のサラリーパーソンの69%が何らかの資格を取得しており、さらに保有する資格は平均3種という結果となった。また「取得したいと考える資格」の2位に「国際バリスタ」、6位に「アロマセラピスト」が入るなど、趣味目的の資格取得が拡大している状況がうかがえた。
104人力銀行の調査は就業年数3年以上のサラリーパーソンを対象に昨年10月13〜11月21日に行われ、2,068件の有効回答を得た。
調査結果によると、サラリーパーソンが取得したいと考える資格をタイプ別に見ると、上位は▽言語、54%▽マネジメント、24%▽コンピューター関連、20%──となり、いずれもキャリアアップを目的としたものが占めた。
しかし具体的に取得したい資格のトップ10は▽1位・プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル(PMP)、24%▽2位・国際バリスタ、22%▽3位・保育士、16%▽4位・ファイナンシャル・リスクマネージャー(FRM)、15%▽5位・ファイナンシャル・プランナー(CFP)、14%▽6位・アロマセラピスト(NAHA)、13%▽7位・データサイエンティスト(SPSS)、9%▽8位・証券アナリスト(CFA)、8%▽9位・園芸療法士(HTA)、7%▽10位・葬礼サービス技術士、4%──と、趣味型のバリスタやアロマセラピスト、園芸療法士がランクインした。
さらに資格取得の動機としては「個人的な興味」との回答が50%と最多を占め、「就職のため」の41%、「能力アップのため」の30%が続いた。
こうした結果について104付加価値サービス事業群の韓瑞祥副総経理は、「サラリーパーソンの間で仕事と生活のバランスを重視する意識が高まっており、趣味目的での資格取得が増えている」と指摘する。
なおサラリーパーソンが市民講座などの学習に費やす支出は平均で年間1万2,575台湾元、人気講座としては、▽コーヒー・カクテルなど飲料講座、31%▽料理、30%▽インターネットマーケティング、28%▽写真撮影・映像制作、26%――が上位に入った。
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