ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年2月5日_記事番号:T00055317
18日から始まる春節(旧正月)6連休は炭素鋼メーカーの中鴻鋼鉄、燁輝企業、盛餘(SYSCO、センユースチール)などが一部生産ラインで通常通りの稼働を予定しているが、鉄筋やねじなどは受注が予想ほど良くなく、生産停止や減産を計画している。5日付工商時報が報じた。
中鴻鋼鉄は、現在の受注状況は良好で、2月は15万トンを目指していると指摘。熱延は5日間生産を停止し在庫で対応するが、冷延の一部は通常通り生産すると説明した。
めっき鋼板の燁輝、センユースチールは、2月の台湾域内・輸出向け受注は8割程度だが、春節連休明けの供給を見越し、通常生産を続ける計画と表明した。
ステンレス大手の燁聯鋼鉄(YUSCOステンレス・スチール)も通常生産を続ける見通しだ。唐栄鉄工廠は、2月分を受注しているところで、連休期間も状況によっては一部生産ラインを通常運転すると説明した。
一方、ステンレス鋼管大手の允強実業(YCイノックス)、ねじ大手の春雨工廠は生産を全面停止する計画だ。鉄筋大手の豊興鋼鉄は、電気炉、圧延工場を6日間、一部生産ラインは8日間停止する。
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