ニュース 電子 作成日:2015年2月5日_記事番号:T00055319
国家通訊伝播委員会(NCC)は4日、高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)サービス事業者、威達雲端電訊(ビー・タイム)と威邁思電信(VMAX)に対し、新技術規格「WiMAX2.1」によるサービス提供を認可した。5日付工商時報が伝えた。
NCCは両社について、事業計画書に基づく基地局整備を期限内に進めなければならないと強調した。ビー・タイムは1,994カ所、VMAXは1,111カ所の基地局設置を計画しており、それぞれ598カ所、422カ所が完成している。
一方、ビー・タイムは南部の中継局移転を理由に2月21日から6月末まで嘉義市、台南市、高雄市、屏東県でのWiMAXのサービス中断を申請していたが、NCCは既存ユーザーへのサービスを継続すべきである上、設備移転に4カ月も必要ないとの判断から申請を却下した。
一方、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)がLTEのネットワーク整備に注力するため、WiMAX免許の返納を決めたことに関連し、NCCは同社はWiMAXの法定カバー率70%を達成できなかったとして、同社のWiMAX契約履行保証金4,000万台湾元(約1億5,000万円)を没収することを決めた。
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