ニュース 電子 作成日:2015年2月5日_記事番号:T00055322
鴻海精密工業は4日、子会社のフォックスコン・ファーイーストが2億ユーロ(約270億円)規模のユーロ建て3年物社債を発行した。表面金利は年1.076%。ユーロ安の流れを受け、低コストで資金調達を行う狙いがあるとみられる。5日付工商時報が伝えた。
欧州中央銀行(ECB)による量的金融緩和政策(QE)が3月に開始されることになり、ユーロ安が進む中、中国企業の中には最近、ユーロ建て社債を発行する動きが出始めていた。
証券業界関係者は「ユーロ安周期にある上、欧州の銀行金利が低く、ユーロ建て社債の発行コストは米ドル建てよりも低い。鴻海は欧州にも投資しており、市場で知名度が高いため、起債は比較的容易だ」と分析した。
鴻海が低金利環境を利用して外貨建て社債を発行するのは、2013年3月に140億円規模の円建て3年物社債を発行して以来となる。
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