ニュース 社会 作成日:2015年2月5日_記事番号:T00055327
復興航空(トランスアジア航空、GE235便)の旅客機墜落事故で、妙な予感がしたため座席を変更したことで一家3人が命を取り留めたケースがあったことが分かった。5日付聯合報などが報じた。
救出された乗員・乗客を搬送するため、多数の救急車が駆け付けた(4日=中央社)
金門への旅行のため復興機に搭乗した林明威さんと妻の江郁頴さん、2歳になる息子の日堯くんは機体後方左側に座っていた。しかし、林さんは聞こえてくるエンジン音に妙なものを感じ、離陸前に3人は右側の空いていた席へ移動。その後、同機は墜落した。林さんが移動した右窓側席はちょうど機体が断裂した部分だったため、隙間から脱出に成功できた。まず、そばにいた江さんを抱き起こした後、水中で日堯くんを見つけ助けだした。顔が青ざめた日堯くんに対し、林さんは救助が来るまでの間心肺蘇生法(CPR)を施し、日堯くんの命を救った。
3人が搬送された病院関係者の話によると、林さんは軽傷だが、江さんは手や足などに粉砕骨折を負い手術をすることになった。日堯くんは溺れた際に水を飲み、肺炎を起こしているため、集中治療室で治療を受けているという。
一方、救出された女性客室乗務員の黄敬雅さん(26)は、昨年7月の澎湖での復興機墜落事故で、当初は搭乗を予定していたが、シフト変更により難を逃れており、同社の2度にわたる墜落事故で奇跡的に命が助かっている。
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