ニュース 社会 作成日:2015年2月5日_記事番号:T00055329
復興航空(トランスアジア航空)の旅客機墜落事故で、事故機は墜落直前に左翼を高架道路を走行中のタクシー前部に接触させていた。タクシーはフロント部分から左側にかけて大破し、運転手の男性(53)と乗客の女性(26)はけがを負ったものの命に別状はなかった。あと0.5秒早く、1.5メートル先を走行していたら翼が直撃していたとみられ、間一髪で助かった。4日付蘋果日報が報じた。
大破したボンネット。運転手は「川に浮かんだ機体を見て事の重大さを知った」と語った(4日=中央社)
タクシーはこの日、台北市南港区の合順街で女性を乗せ、高架道路の環東大道を西に向かって走行していた。すると急降下した復興機が突然目の前に現れ、90度傾くと機体の左翼がボンネットに接触。復興機はその直後、基隆河に墜落した。
運転手は砕け散ったフロントガラスを全身に浴びたが、路肩にタクシーを止め警察に通報。乗客の女性は当時後方座席の右側に座っており、左手にかすり傷を負った。2人とも台北市立聯合医院忠孝院区(南港区)に搬送され手当てを受けた。同院の蕭勝煌院長は、運転手はガラスの破片で右目に傷を負い視界が悪くなった他、めまいがある上、一部の記憶もなくしており、経過観察が必要との見方を示した。
乗客の女性は事故当時について、「機体が5メートル先に見えた時は幻覚かと思った。まさかタクシーに接触するとは」と語り、思い出すと手の震えが止まらないと説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722