ニュース 運輸 作成日:2015年2月5日_記事番号:T00055330
復興航空(トランスアジア航空)の旅客機墜落事故で、現時点で31人が死亡、12人が行方不明となっていることからみて、同社が支払う賠償額は最悪のケースで6億台湾元(約22億円)を超える見通しだ。5日付経済日報が伝えた。
試算は昨年7月に澎湖県で起きた同社機の墜落事故で、死者1人当たりに賠償額と葬祭補助金として少なくとも1,490万元が支払われたことに基づくものだ。
同社の陳欣徳執行長は4日の記者会見で、「機体は十分な機体保険、旅客責任保険、第三者責任保険に入っており、賠償は保険会社が行うため、財務面への大きな影響はない」との認識を示した。
一方、損害保険会社8社は、機体保険、航空会社の責任保険、旅行会社の責任保険、クレジットカード付帯の旅行傷害保険を合計すると、損保業界による補償額は12億元を超えるとの見方を示した。機体保険は国泰産物保険が引き受けている。
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