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台北市と鴻海、「三創生活園区」問題で合意


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年2月6日_記事番号:T00055349

台北市と鴻海、「三創生活園区」問題で合意

 鴻海科技集団(フォックスコン)傘下、三創数位の郭守正董事長は5日、主導するIT(情報技術)製品などを販売する商業ビル「三創生活園区」のBOT(建設・運営・譲渡)計画について、「市政府と協議を行い合意に達し、即日より隣接する光華数位新天地(光華商場)との連絡橋の建設を再開する」と表明した。同計画は1月、柯文哲台北市長が「落札価格が安過ぎる」と検証を進める考えを示したことから、三創数位は合法性が認められるまで工事を中断するとしていた。6日付工商時報が報じた。


郭董事長は市政府に赴き、1時間半にわたる協議を行った(5日=中央社)

 今回の協議で台北市に対し三創数位は、青年の起業を支援するための基金設立に、今後10年で2億台湾元(約7億5,000万円)を捻出することに同意した他、光華数位新天地や八徳商圏などを含む周辺商圏の発展について市の政策に協力し、より積極的な役割を果たすと表明した。

 なお三創生活園区と光華数位新天地の連絡橋について台北市は今年6月中の完成を要望している。