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《復興機墜落事故》4人の遺体収容、死者35人に


ニュース 社会 作成日:2015年2月6日_記事番号:T00055355

《復興機墜落事故》4人の遺体収容、死者35人に

 復興航空(トランスアジア航空)の旅客機墜落事故発生から2日たった6日午前、行方不明者の捜索活動により基隆河で新たに男性2人と女性2人の遺体を収容した。事故による死者は35人となった。依然8人が行方不明のままで、懸命の捜索が続いている。中央社電などが報じた。


遺体の身元確認がこれから進められる(6日=中央社)

 行方不明者が川下に流された可能性があるとみて、捜索活動は6日午前7時から捜索範囲を墜落現場から関渡宮近くの淡水河まで拡大、ダイバー94人を含む457人が動員された。午前10時43分に事故現場から川下50メートル地点で男性2人の遺体を、11時28分に川下100メートル地点で女性1人の遺体を、11時35分に女性1人の遺体を発見した。

 5日は大直橋(墜落現場から川下約11キロ)まで捜索隊253人、ダイバー109人が捜索を行ったが大きな進展がなかった。基隆河を10人以上のダイバーが横一列になり、水中を前進しながら川底に沈んだ可能性のある行方不明者を捜索した。ダイバーは、明かりを使っても前方15センチしか見えず、しかも川底は泥やごみが堆積しているため、文字通り手探り状態の捜索だと話した。また寒流の影響で水温が低く、潜水後20〜30分で岸に上がり暖をとる必要があるという。