ニュース 運輸 作成日:2015年2月6日_記事番号:T00055359
復興航空(トランスアジア航空)が4日および昨年7月に旅客機墜落事故を起こした機体がいずれもATR72型機だったことを受け、交通部民用航空局(民航局)は5日、ATR社の機体を使用している復興航空の10機、立栄航空(ユニー航空)の12機に対する第1段階の特別検査を完了した。検査中は復興航空が30便、立栄航空が6便欠航となったが、6日より通常通りの運航を再開した。6日付中国時報などが報じた。
検査が完了したATR72型機。5日は遅延が相次ぎ、最大4時間の遅れが出た(5日=中央社)
蘋果日報によると、復興航空はATR機を1基1日当たり6~10便に使用しており、もし春節(旧正月、2015年は2月19日)12日間に1日8便として計算すれば、96便が運航できず、旅客7,000人に影響が出る計算だ。民航局は、復興航空に対し離島住民の帰省の影響を最小限に抑えるため、国際線の機体を台北~金門、馬公などの便に充てるよう求めたと説明した。復興航空は、離島便がタイトになるが、必要に応じてエアバスA320型機を投入して対応すると表明した。
立栄航空は5日、この2日で予約が1割増えたが、春節期間はもう増便できないと説明した。華信航空(マンダリン航空)も離島便の予約が2割増え、春節期間に15便を増便すると表明した。
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