ニュース 政治 作成日:2015年2月9日_記事番号:T00055371
総統府は6日、金溥聡・国家安全会議(国安会)秘書長の辞任を発表した。金氏は馬英九総統の懐刀と呼ばれ、最も信頼する側近とされていたが、総統の支持率が極度に低迷しているこの時期の辞任は政界で憶測を呼んでいる。ただ金氏は昨年9月以降体調を崩して2度の手術を受けており、今回の辞任は単純に健康面以外の理由はないとみられる。後任には高華柱・元国防部長が12日就任する。7日付蘋果日報が報じた。
辞任を決めた金秘書長。今後公職には復帰しないとみられる(6日=中央社)
国民党関係者によると、金氏は昨年9月ごろに行った健康診断で心臓の血管に異常が見つかり、直ちに手術を受けた。その後、職務に復帰したものの体調が戻らなかったため、馬総統に辞任を申し入れたが、同氏の協力を必要とする総統からの同意は得られなかったという。
しかし先週、再度手術を受けた金氏の家族が速やかな辞任を迫る中、総統も同氏の健康を懸念し、辞任に同意したとされる。
なお総統府は同時に、楊進添・総統府秘書長の辞任、および後任に曽永権・立法院前副院長が就任することも発表した。
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