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聯合生物製薬、新竹で抗HIV薬工場に着工


ニュース 医薬 作成日:2015年2月9日_記事番号:T00055377

聯合生物製薬、新竹で抗HIV薬工場に着工

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑生医科技(フォルモサ・バイオメディカル・テクノロジー)と聯亜生技開発(ユナイテッド・バイオメディカル)の合弁による抗体新薬会社、聯合生物製薬(ユナイテッド・バイオファーマ)は8日、新竹工業区(新竹県湖口郷)でタンパク質薬工場に着工した。同工場はGEヘルスケアから生産工程の最適化、増産などに関する技術移転を受け、抗エイズウイルス(HIV)薬「UB-421」の生産ライン(年産能力2,000リットル)12本を設置する計画で、来年第4四半期の量産開始を予定している。9日付経済日報が報じた。

 聯合生物製薬の王長怡董事長は新工場について、「3〜5年で100億台湾元(約380億円)の生産額を生み出すことが可能」と強調。同時に500人のバイオテクノロジー専門人材の育成を進め、台湾における抗体およびタンパク質薬製造分野の基礎を構築したいと語った。