ニュース 電子 作成日:2015年2月9日_記事番号:T00055388
環境保護署(環保署)は6日、中部科学工業園区(中科)台中園区の拡張計画(中科5期)に対する4度目の環境影響評価委員会大会(環評大会)を開催し、通過を決定した。王永壮・中科管理局長は、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が18インチウエハー工場を建設し、10ナノメートル製造プロセスを導入すると述べた。早ければ3月に着工、来年第1四半期に設備搬入、2017年に量産予定だ。7日付工商時報が報じた。
王局長は、TSMCは中科5期の開発に5,000億台湾元(約1兆8,800億円)を投じ、研究開発(R&D)費を加えれば投資額は7,000億元規模に達し、就業機会7,000件を創出すると述べた。
このほか、自転車最大手の巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)が40億元を投じて世界運営本部とR&Dセンターを設立する予定だ。用地面積は1.6ヘクタール。18年に完成予定だ。王局長は、将来園区内にも公共レンタサイクル「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」を導入してほしいと述べた。
一方、環境保護団体は、環境汚染に関して疑問が残るため、中科3期に倣い、審査結果の無効を求めて提訴すると表明した。
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