ニュース 政治 作成日:2015年2月10日_記事番号:T00055392
行政院大陸委員会(陸委会)の王郁琦主任委員が10日昼過ぎ、辞任する意向を表明した。台北地方法院検察署が同日午前、中国への機密漏えい疑惑で昨年8月に陸委会副主任委員を辞任した張顕耀氏について、嫌疑不十分で不起訴処分を下しており、王主任委員は、同疑惑の捜査段階で社会に混乱をもたらした政治的責任を取ると説明した。中央社電が報じた。
王主任委員は、辞任には何の悔いもないと語った(中央社)
王主任委員は、台北地検の不起訴決定に納得できず、強い失望と無念を感じると説明。陸委会は捜査にできる限り協力してきたが、司法尊重の信念に基づき、結果を受け入れるしかないと語った。
台北地検は張氏の他、張氏の立法委員時代の陳宏義助理(議員秘書)、側近だった張素玲秘書の2人も不起訴とした。台北地検は、張氏は中国との交渉前に交渉内容を中国側に漏らしたり、機密情報も漏えいしたが、違法とはいえないと認定した。
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