ニュース 政治 作成日:2015年2月10日_記事番号:T00055393
来年1月16日に予定される第9回立法委員選挙に向け、野党民進党は勝ち目の薄い苗栗県以北の9選挙区で、公認候補を立てず無所属候補を支援する在野連合の協力モデルを採用して、議席過半数を狙うもようだ。10日付蘋果日報が報じた。
民進党には昨年の台北市長選で公認候補を擁立せず、無所属の柯文哲氏(現台北市長)の支援に回った結果、与党国民党候補に圧勝した成功体験があり、民進党はこの協力モデルを次期立法委員選でも適用したい考えとみられる。
民進党の蔡英文主席はこのほど、形勢が不利な選挙区で第三勢力と手を組む意向を表明。この他、昨年の台北市長選での選対本部総幹事を務めた姚立明氏に対し、9選挙区は第三勢力に譲っても構わないと伝えたとされる。これについて姚氏は9日、「このことは明かせない」とコメント。鄭運鵬・民進党広報担当も「事情を知らないのでコメントできない」と回答した。
民進党の党内規定によると、勝ち目の薄い選挙区とは前回の立法委員選挙で民進党候補者の得票率が42.5%未満だった選挙区を指し、2012年の第8回立法委員選挙で該当の選挙区は台北、新北、桃園、新竹、苗栗で19カ所あった。
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