ニュース その他分野 作成日:2015年2月10日_記事番号:T00055394
大手求人求職情報サイト、1111人力銀行が9日に発表した2014年度給与調査によると、職業別で平均初任給が最も高かったのはパイロットで月10万2,000台湾元(約38万4,000円)だった。続いて医師が8万2,000元、歯科医が8万元だった。10日付経済日報が報じた。
1111人力銀行の李大華・公関(広報)総監は、台湾の航空会社が相次いで路線を拡大、格安航空会社(LCC)を設立している他、中国の航空会社による引き抜きも増えていることで、パイロットの初任給が大幅に上昇し、前年トップだった医師を上回ったと指摘した。ただし、入社5年後には医師に追い抜かれるという。
業種別では、昨年2位の「IT(情報技術)・ハイテク」が首位に返り咲き、昨年首位だった「建設・不動産」は住宅市場の低迷を受けて2位に下がった。
学歴別では、大卒の初任給が平均3万1,278元と前年比1.3%下落し、専科学校(単科大学・高専に相当)卒の3万1,289元を下回った。これについて李総監は、高学歴者がブルーカラーの職に就きたがらない一方、専科学校卒業者が高級ブルーカラーの職に就き、平均初任給が上昇していると指摘した。
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