ニュース その他分野 作成日:2015年2月10日_記事番号:T00055395
財政部統計処が9日発表した1月の輸出総額は251億2,000万米ドルで前月比2.1%減、前年同月比3.4%増だった。原油価格下落で模様眺めムードが広がり、鉱産物の輸出額が10億2,000万米ドル(前年同月比48.4%減)と4カ月連続減少し、2011年10月以来で最低となった他、化学品も16億8,000万米ドル(9.8%減)と5カ月連続減少し、足を引っ張った。10日付工商時報が報じた。
一方、電子製品は依然好調で、1月輸出額は前年同月比11.9%増の83億5,000万米ドルだった。太陽電池(20%減)、DRAMなど(3.3%減)が落ち込んだものの、半導体が17.2%増の61億5,000万米ドルと全体をけん引した。この他、▽機械、17億8,000万米ドル(18.6%増)▽光学デバイス、15億7,000万米ドル(17.1%増)▽交通運輸設備、10億4,000万米ドル(11.6%増)──が2桁増だった。
葉満足統計処長は、1月輸出は平凡な結果に終わり、2月も春節(旧正月、今年は2月19日)、228和平紀念日(2月28日)の連休で営業日が少ないため、成長は困難との見方を示した。また、今年は原油価格が不確定要素と指摘した。
なお、1月の輸入総額は203億2,000万米ドルで前月比4.2%減、前年同月比4.8%減だった。そのうち、携帯電話は4億米ドルと前年同月比73.7%増だった。アップルのスマートフォン、iPhone6などがけん引した。
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