ニュース 商業・サービス 作成日:2015年2月10日_記事番号:T00055403
オンラインゲーム運営の紅心辣椒娯楽科技(カイエン・エンターテインメント・テクノロジー)は9日、中国ゲーム開発大手の傲世堂と日本に合弁会社「傲世辣椒」を設立すると発表した。第1四半期中の設立を予定している。双方の経営資源を生かして日本ゲーム市場に進出し、今年中の黒字化、5年以内の株式上場を目指す。10日付経済日報が報じた。
鄧・紅心辣椒董事長(右)と金菁・傲世堂執行長(左)。両社は今後、日本以外での合弁子会社設立も視野に入れる(紅心辣椒リリースより)
傲世辣椒の資本金は約260万米ドル。持ち株比率は傲世堂が50%、紅心辣椒が38.5%、紅心辣椒の大株主が11.5%。董事長には鄧潤沢・紅心辣椒董事長が就く。
鄧董事長は、紅心辣椒は3年以上日本ゲーム市場を研究し熟知しているが、これまで良きパートナーが見つからなかったと説明。今後は傲世堂のゲームを通じて日本ゲーム市場で商機獲得が見込めると話した。傲世辣椒は第2四半期以降に5種類以上の新作ゲームを発売する他、傲世堂の携帯電話ゲームも投入する計画だ。
傲世堂は2009年設立。同社のブラウザゲーム「傲視天地」(日本名:「三国志SAGA~戦火の嵐~」)の日本での累計売上高は8,000万台湾元(約3億円)以上。
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