ニュース 食品 作成日:2015年2月10日_記事番号:T00055407
台湾高等法院台中分院は9日、一連の食用油事件で起訴された頂新国際集団の頂新製油実業(彰化県永靖郷)前董事長、魏応充被告について、検察側の再抗告を受け、保釈決定を取り消し、審理を彰化地方法院に差し戻した。10日付蘋果日報が伝えた。
魏被告は先月28日に彰化地方法院で保釈金1億台湾元(約3億7,600万円)で保釈を認められ、検察が不服として抗告。同法院は今月3日、保釈金を3億元に引き上げ、改めて保釈を認める決定を下し、検察が再抗告していた。
高等法院台中分院は「魏被告には重い刑罰が予想される上、逃げたいと思うのは人間の性(さが)であり、証人との対質尋問も終わっておらず、口裏合わせや証拠隠滅の恐れがある」と保釈取り消しの理由を説明した。
彰化地方法院は10日午後に改めて魏被告に対する勾留尋問を行うが、最終的に保釈は認められない可能性が高まった。
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