ニュース 石油・化学 作成日:2015年2月10日_記事番号:T00055408
台湾中油(CPC)と台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)は9日、ガソリンおよび軽油価格の引き上げを実施したが、台塑化はオクタン価95無鉛ガソリンおよび軽油価格で値上げをCPCより小幅にとどめ、両社の価格差が1リットル当たり0.3台湾元(約1.13円)に拡大した。台塑化は価格の差別化を図ることでシェア拡大を狙う。10日付経済日報が報じた。
両社のガソリン・軽油に価格差が生まれたのは過去6年で初めて(9日=中央社)
CPCの最新のガソリン・軽油価格は▽92無鉛ガソリン、24.0元(値上げ幅1.9元)▽95無鉛ガソリン、25.5元(1.9元)▽98無鉛ガソリン、27.5元(1.9元)▽軽油、21.9元(2.0元)──。
台塑化は▽92無鉛ガソリン、23.9元(値上げ幅1.9元)▽95無鉛ガソリン、25.2元(1.6元)▽98無鉛ガソリン、27.7元(1.9元)▽軽油、21.6元(1.7元)──。
台塑化は98無鉛ガソリン以外で中油よりも低価格となった。傘下のガソリンスタンド(GS)で売上成長が期待でき、陳宝郎・同社董事長は、ガソリン・軽油市場でシェアを0.5ポイント拡大して20%に乗せれば、損益均衡が達成できるとの見通しを語った。
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