ニュース 電子 作成日:2015年2月10日_記事番号:T00055413
低迷が続くノートパソコン市場では今年、製品の両極化が進むとみられる中、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)、デル、アップルなど世界の大手ブランドはハイエンド機種に注力することで売上高と利益を引き上げたい考えで、これに伴い筐体、軸受、放熱部品などの部品メーカーが恩恵を受けそうだ。10日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、アップルは近く12インチの高解像度Retina(レティナ)ディスプレイを搭載した、超スリムベゼル(狭額縁)の薄型軽量ノートPC「Macbook Air(マックブックエアー)」新製品を1,000米ドル以上の価格で発売すると観測されている。一方でエイサー、ASUS、聯想集団(レノボ)もハイエンドの軽量薄型機種で対抗するとみられている。
また業界関係者は、今年はタブレット端末としても使用できる兼用機種の世界出荷台数が、前年比50%以上増加して1,300万台に迫ると予測しており、同機種の軸受は設計や製造工程が複雑なため、構造部品メーカーにとって利益成長のけん引役として期待されている。
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