ニュース 電子 作成日:2015年2月10日_記事番号:T00055417
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が9日発表した2014年連結売上高は前年比56.6%増の2,130億6,300万台湾元、純利益は68.8%増の463億9,900万元(約1,700億円)で、ともに過去最高を更新した。粗利益率は48.8%と4.8ポイント上昇した。10日付工商時報が報じた。
一方、昨年第4四半期の連結売上高は554億5,300万元で、前期比3.5%減、前年同期比39.3%増だった。前年からの大幅増収は、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)の買収のほか、スマートフォン向けの成長が主因だ。粗利益率は前期比1.2ポイント下落し47.9%、純利益は21.7%減の104億1,000万元だった。
謝清江総経理は、今年第1四半期の連結売上高は455億~499億元で前期比10~18%減少、スマホ用チップ出荷量は8,000万~8,500万セットと予測し、非需要期入りは避けられないと指摘した。ただ、第2四半期に出荷量は1億セットを突破し、通年では4億5,000万セットと見込む。そのうち、第4世代移動通信システム(4G)対応チップの出荷目標は1億5,000万セットに上方修正した。前年の5倍だ。特に中国4Gスマホチップ市場シェアは4割以上への倍増を目指す。
また、今年はスマホをはじめ、タブレット端末、無線通信設備向けチップが軒並み2桁成長を遂げ、同社は10~20%増収が続くとの見方を示した。
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