ニュース 農林水産 作成日:2015年2月11日_記事番号:T00055427
経済部はこのほど、環太平洋経済連携協定(TPP)加盟を目指すため、生後30カ月以下の米国産牛について、輸入が中止されている部位のうち、骨髄、血管(ハツモト)、頭肉(カシラ)、ほほ肉(ツラミ)、食道筋肉(ネクタイ)と牛脂(ヘット)の輸入を認める方針を固めた。11日付経済日報が伝えた。
鄧経済部長(左)は9日から4日間の日程で米国を訪問している(中央社)
経済部は鄧振中経済部長の訪米に先立ち、先週の段階で与党国民党の立法委員に解禁方針を説明した。
国民党関係者によると、経済部は問題の部位について、「内臓には当たらず、元々規制範囲に含まれていない上、国際獣疫事務局(OIE)の規定も満たすものだと説明した。経済部は問題の部位は事実上輸入されておらず、輸入禁止と受け止められているが、内臓に当たらない以上、輸入が規制されているわけではないとの解釈を取った形だ。
これについて、経済部の卓士昭政務次長(次官)は「輸入を認めるか認めないかという問題は存在しない。新たな開放ではない」と述べた。
経済部はまた、米国がBSE(牛海綿状脳症)のリスク判定で、2013年にOIEによる「無視できるBSEリスク」の国家リストに含まれたことも根拠に挙げた。
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