ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年2月11日_記事番号:T00055439
自動車大手、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)が10日発表した1月の連結売上高は151億2,500万台湾元(約570億円)で過去最高、前年同月比31.46%増と上場自動車企業で最も高い伸びだった。11日付工商時報が報じた。
裕隆汽車の好調は、裕隆日産汽車の受託生産増加に加え、自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)の中国受注量が過去最高の8,390台で、前月比18%増、前年同月の2.3倍に増えたことが主因だ。
裕隆汽車は、特にSUV(スポーツ用多目的車)「ラクスジェンU6ターボ」が中台で人気で、中国では昨年7月の発売から現在まで供給不足が続いていると指摘した。中国の東風汽車との合弁、東風裕隆の2015年新車販売台数は前年比34%増の7万台で過去最高を視野に入れる。
一方、三菱車などを扱う中華汽車工業(チャイナ・モーター)の1月連結売上高は前年同月比10.74%増の49億4,800万元だった。台湾生産SUVの新型「アウトランダー」がけん引した。
裕隆日産汽車の1月連結売上高は前年同月比27.67%増の44億5,400万元で過去最高を更新した。春節(旧正月、今年は2月19日)前で新車販売が相次いだことや、輸入高級車インフィニティの販売増加が貢献した。
ボーナス、年間で8カ月以上
裕隆企業集団の裕隆汽車、中華汽車、裕隆日産は、14年のボーナスが年間で8カ月以上となる見通しだ。春節ボーナス(年終奨金)3カ月、端午節、中秋節ボーナス各半月を合わせた三節礼金が合計4カ月。前年度の利益に応じて支給する業績ボーナス(績効奨金)は裕隆汽車が平均126日、中華汽車が45~132日、裕隆日産が平均130日となっている。
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