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光騰光電、燃料電池で元智大学と提携強化


ニュース その他製造 作成日:2008年2月18日_記事番号:T00005544

光騰光電、燃料電池で元智大学と提携強化

 
 光騰光電(台北県新店市)は、元智大学燃料電池センター(桃園県中壢市)との提携を強化し、一体化再生形燃料電池(URFC)の分野で民生用の製品開発を進める計画だ。18日付経済日報が伝えた。

 光騰光電は、燃料電池と水電解の双方で働く触媒と特許申請中の気体拡散層を利用し、URFC専用の膜電極モジュールを開発した。同モジュールは水素ガス発生器に応用可能で、将来的に台湾中油と協力して、自動車用水素燃料の生産にも生かしていく考えだ。

 光騰光電は現在、光通信用のコンデンサなど受動部品の生産から水素エネルギー事業へと業務シフトを進めている。同社の楊文暉総経理は、「太陽エネルギー発電が定着すると、家庭用の水素発生設備との共用で、従来のガスに変わるクリーンエネルギーが普及する」と期待している。