ニュース 電子 作成日:2015年2月11日_記事番号:T00055442
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は10日、2014年の連結売上高は4,286億6,200万台湾元(約1兆6,200億円)で前年比1.4%増、純利益は216億7,700万元で325.4%増だったと発表した。同社は、テレビ用パネルは労働節(メーデー、5月1日)連休まで供給不足が続き、今年も年間を通じて需給は逼迫(ひっぱく)気味との予測を示した。11日付経済日報などが報じた。
同社の昨年の出荷面積は3,068万平方メートルで前年比15.2%増え、中小型パネル出荷枚数は3億2,022万枚と25%減少した。
同社の昨年第4半期の連結売上高は前期比1.6%増、前年同期比18.24%増の1,149億4,700万元、純利益は前期比51.6%増の111億5,400万元で、前年同期の損失13億3,900万元から黒字に転じた。粗利益率16.1%、営業利益率10.2%、純利益率9.7%は、2010年3月に奇美電子(CMO)などと合併して以降で最高だった。
同社は董事会で、今年の設備投資350億元を承認した。前年比70%増だ。主に技術向上、生産能力拡大、効率改善に充てる。また、台湾銀行など15行から協調融資(シンジケートローン)685億元を受けることも決議した。主に借り換えが目的だ。
注目が集まる低温ポリシリコン(LTPS)パネル投資について、王志超イノラックス総経理は、親会社の鴻海精密工業と協議中で、投資規模などは未定だが、高雄市の路竹工場への生産ライン設置は確定していると話した。
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