ニュース 社会 作成日:2015年2月12日_記事番号:T00055450
台湾北方の東シナ海に浮かぶ彭佳嶼、棉花嶼、花瓶嶼の3島を海洋国家公園に指定し、生態系の保護と観光業の発展を図ることを内政部営建署が計画している。実現すれば、台湾で10カ所目の国家公園となる。12日付中国時報などが報じた。
北方3島は火山噴火の堆積物でできた火山島で、サンゴなど豊富な自然に恵まれている。いずれも基隆市の管轄で、最も遠い彭佳嶼は基隆の東北62キロメートルにあり、軍や中央気象局の駐在者、灯台管理者など3島の中で唯一、人が居住している。
ただ、北方3島はサバやクルマエビ、イカなどが豊富に取れる重要な経済海域で、漁業関係者は反発している。基隆区漁会(漁協)によると、同海域で取れるこれらの魚介類は台湾全体の年間漁獲高の約4分の1を占める。このため営建署は、海洋国家公園の推進に当たって基隆市や漁業関係者と十分な意思疎通を図る考えだ。
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