ニュース 金融 作成日:2015年2月12日_記事番号:T00055455
中国銀行台北支店は11日、台湾の市中銀行から受け入れている人民元預金金利を0.01~0.15ポイント引き上げ、1カ月物で年4.3%に達した。これを受け、市中銀行の人民元定期預金金利も上昇した。12日付経済日報が伝えた。
人民元預金金利が上昇する背景には春節(旧正月)や相次ぐ新規株式公開(IPO)で中国での資金需要が高まっていることがあるとみられる。
台湾の市中銀行では、シティバンクが2週間物、合作金庫商業銀行が3カ月物の人民元定期預金に3.88%の高金利を適用するキャンペーンを実施している。それまで最高だったオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の金利水準を抜いた。
市場関係者は「人民元は長期的に上昇が見込まれるものの、現在は下落局面にある。高金利は人民元建て商品に投資する好機だ。近く他行も追随するとみられ、4%以上の金利水準も予想される」と述べた。
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